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『MASTER BUNNY EDITION STYLE』JIN wears MASTER BUNNY EDITION

JIN wears MASTER BUNNY EDITION JIN wears MASTER BUNNY EDITION

白洲迅×MASTER BUNNY EDITION
LOOK 02

先月に引き続き、MASTER BUNNY EDITIONのWEBマガジンに登場してくれるのは、
ここ数年、毎クールと言ってもいいほどのテレビドラマに出演し、
舞台、映画でも活躍する白洲迅さん。
前回の記事ではゴルフについて熱く語っていただきましたが、
今回は話題を広げて仕事への向き合い方も伺いました。

どれだけ動いても
身体にすんなり馴染む

──まずは今回着ていただいたウェアについて伺います。前回はカラフルな衣装を着ていただきましたが、今回の黒をベースとしながらもロゴが全面にプリントされたインパクトのあるデザインのウェアはいかがでしたか?

「色はシックだけどロゴが全面に配置された柄だったので、いつも自分がゴルフウェアを選ぶときよりもチャレンジングな気持ちで撮影に臨みました。夏場は僕もショートパンツでプレーすることがあるので、そのあたりは親近感を持って着こなせたかなと思います」

──ちなみにマスターバニーというブランドに対しては、どんなイメージをお持ちでしたか?

「質の良さをベースにしながら、今日の取材で着た2つのコーデからも分かるようにデザインの幅が広いイメージを持っていました。シンプルなものから柄物まで、どんな人でも納得できる、好きなものが見つかるブランドさんというイメージです」

──今日はスイングもしていただいて、撮影スタッフからは「スイングがキレイ」という声も飛んでいましたが、たくさん動いてみて着心地はいかがでしたか?

「まったく違和感なくスイングをすることができたので、着心地ということが頭に浮かばないくらい、身体にすんなり馴染んでいたんだと思います」

俳優は"出会い"の多い仕事。それが魅力です

──ここからはお仕事のお話も伺いたいのですが、これだけ出演作が続くと肉体的にも精神的にも大変な部分があると思います。それを日々乗り越えていける原動力を教えてください。

「原動力か...。なんでしょう、実際しんどい場面はもちろんあるんです。物語の登場人物ってだいたい何かを抱えていて、例外はもちろんあるんですけど、悪い状態から始まることのほうが多いんです。そこに毎回自分のメンタルを合わせてからスタートすることになるので、あえて自分から苦しい方向にいくというか...(笑)。ただ、だからこそ朝早くから夜遅くまで、キャスト、スタッフのみなさんと頑張って、そういう思いを共有した先にいい作品が生まれるということを知っているから頑張れる、という面もあるかもしれません」

──白洲さんにとってチームワークというのは、作品に向き合ううえで大きな力になっているのですね。

「それはすごくあります。今日の撮影のお仕事もそうですが、僕らの仕事は現場ごとにご一緒する人が違うし、初めましての方も、何度目かの再会になる方もいますよね。毎回の現場に出会いがあって、力を合わせてゴールに向かう。"出会える仕事"という部分は、僕の思う、この仕事の一番の魅力と言っていいかもしれません」

自分の意図しない反応も
"面白い"と思えるように
──俳優のお仕事は、ゴルフと違ってスコアがないですよね。どれだけ力を尽くしても評価されるとは限らない部分がある。そういう苦しさを感じることはありませんか?

「20代の頃はそれですごく悩みました。自分で"上手くできなかったな"と思っていた芝居が評価されたり、その逆もあったり。それくらい不確かなものなので、自分がどこを目指して、なにに向かって芝居をしていけばいいのか迷うこともありました。だけど経験を重ねるにつれて、周りの声を受け入れていくことができたり、自分の意図しないリアクションに対して "面白い"と思えるようになったり。自然と乗り越える術を身につけてきているのだと思います」

──今日の撮影でもそうでしたが、すごく柔軟だなという印象を受けました。

「もちろん自分のなかに主体性はあります。だけど役者って一人ではなにもできないんです。脚本があって、演出家の方がいて、企画を立ち上げるプロデューサーさんもいる。それに演技は相手役がいてはじめて成立するものなので、独りよがりにならないように、というのは自分の中でも気にかけていることかもしれません」

──多忙な日々が続いていると思いますが、仕事でも、プライベートでも挑戦してみたいことはありますか?

「忙しいことを言い訳にしないのが目標です(笑)。仕事に関しては、いろいろな挑戦ができていると思うのですが、プライベートはなかなかそうもいかなくて。月に1個でいいので、初体験のことに挑戦してみたいなって思っています。そんなルールを自分に課そうと思いながらまだ達成できていないので、それを実行に移したいなと考えています」

PROFILE

1992年生まれ、東京都出身。2011年に舞台「ミュージカル テニスの王子様」でデビュー。近年の活躍は目覚ましく、2023年はNHK大河ドラマ「どうする家康」をはじめ、数々の作品に出演。今年に入っても月9「君が心をくれたから」や7月より放送開始の「ギークス~警察署の変人たち~」など話題作への出演が続いている。

STAFF

PHOTOS: MELON @TRON
VIDEO: TATSUSHI KO@ZONA
STYLING: MASAAKI IDA
HAIR & MAKEUP: TACACO MOTEYAMA
DIRECTION & TEXT: DAI IWAYA