• INTERVIEW

#01

ポロシャツ1万8000円/パンツ2万6000円/サンバイザー5400円/ベルト1万8000円/グローブ3800円/スパイク2万8000円(すべてマスターバニーエディション/マスターバニーエディション 広尾店)

オトナの男はさりげなく着飾るべし
春先ゴルフは清涼感が命!

陽春のコースに映える、爽やかな印象の小花柄シャツに大注目!
イタリア男が好みそうなアイテムを、ゴルフに取り入れたい。

ポロシャツにスラックスを合わせるのは、変えようのない永久不滅のゴルフスタイルだが、そこに“遊び”を入れられるかどうかが、洒落者とそうでないゴルファーとの違いになる。たった1枚の小花柄シャツが、いつものゴルフスタイルの表情を変えて、華やかに彩ってくれることだってあるのだ。

ピンク基調の小花柄だが、オトナの男が意外とすんなり着こなせるデザイン。コットン100%の鹿の子編みで肌アタリが柔らかく、軽量感があって着心地がとてもいい。

上腕部分には、さりげなくブランドタグが配置されている。袖部分の切り込みは、デザイン上のポイントとなるだけでなく、腕を動かしやすくする役割も備えている。

ゴルフアパレルのブランド、マスターバニーエディションが掲げる今季のテーマは「イタリアンクローゼット」。少しクラシカルな雰囲気がありつつ、オトナの男でも取り入れやすい柄モノのシャツなどがラインナップされている。もともと同ブランドは、リラックス感を備えながらも、オトナの品性が感じられるスタイル提案が得意。小誌読者のゴルファーにも最適なはずだ。

トップスのピンクに合わせたパステルカラーのブルーのパンツが、より春らしい印象を与えてくれる。ストレッチ素材が使われていて、細めのきれいなシルエットでも足を曲げ伸ばししやすい。

タックインしたシャツの裾が出てこないように、パンツのウエスト部内側には滑り止めのラインテープが貼られている。ゴルフ用パンツとしての機能的なこだわりだ。

スポーツウェアとしての機能性についても、ご心配なく。他にも多くのゴルフアパレルを展開し、プロゴルファーからも信頼を得ているTSIグルーヴアンドスポーツが手掛けているので、プレー中に動きやすく、着心地も最上級だ。

フラワープリントのシャツを使った
オシャレ競技ゴルファーのスタイル

「リゾート感と遊びの要素を感じるフラワープリントのシャツを使いながら、あえてアスリート風のスタイルに仕上げてみました。フラワー柄に入っているブルーグレーの色を拾ってパンツにも取り入れると、全体的な統一感が生まれます。そこにバイザー、ベルト、シューズにネイビーを持ってくることで本気のゴルファーっぽい締まり感を演出しています。 パンツは遠目には無地に見えますが、細かい柄入りになっているのもポイントです。少しトラディショナルな雰囲気があって、大人の上品さを演出してくれるし、コンビのレザースパイクにもよく合います。こんなスタイルで競技に出場したら、周りのゴルファーから一目置かれると思いますよ」

ポロシャツ1万8000円/パンツ2万4000円/サンバイザー5400円/ベルト1万8000円/グローブ6800円/スパイク5万8000円(すべてマスターバニーエディション/マスターバニーエディション 広尾店)

PROFILE

スタイリスト

森岡 弘 さん

1958年大阪生まれ。(株)婦人画報社『メンズクラブ』のエディターとして活躍後、1996年スタイリストとして独立、(株)グローブ を設立。ファッション雑誌にとどまらず、アスリート、アーティストなど幅広いジャンルで活動。『男のお洒落の方程式』など著多数。


2000年8月に創刊された男性向けの月刊誌。クルマを中心として、ファッション、時計、インテリアなど男心をくすぐるモノを扱うライフスタイルマガジン。初代編集長は鈴木正文氏。2011年12月号より、現在の村上政が編集長。